夏休み充電スペシャル2018に参加してきました!
夏休み充電スペシャル2018に参加してきました!
前半は田中先生のご講話、後半は田中先生×友近のトークセッションという内容でした。
【前半】
私はまだ教壇に立ってから4ヶ月しか立っていないので、田中博史先生の存在を知らず、「学級づくり・授業づくりのプロ」なんだ。ふーん。くらいにしか思っていなかったのですが、
ものすごい方でした。
筑波大学附属小学校副校長で、全国算数授業研究会会長!!
今年還暦を迎えるということでしたが、その叡智を少しだけ分けてもらいました。
まず、校長先生に校長室があるんだから、副校長先生にも副校長室を作ろうって思って作った
っていう時点で面白い(笑)
相手に1番大事なところを話させる技術が高いという点で、お笑い芸人の良さをといていました。
教師に従順な児童は、批判的思考が育たない。
だからこそ、教師は絶対的な存在ではなく、隙がある存在で良い。
という考えが腑に落ちました。
授業のはじめに全員を算数の世界に迷わせるという考えは、こないだ読んだビルドアップ型の授業と通ずるところがあり、なるほどと思いました。
【後半】
友近さんは、学生時代から、
「苦手だと思うこと、嫌だと思うことを笑いに変える」
「スベったら、むしろその空気を楽しむ」
「つまらないことを逆に楽しむ」
ということをしていたらしい。
起きてしまっていることに対しては、もうその事実は変えられないのだから、認知を変える。
まさに、「リフレーミング」を自然に行なっているのだと思いました。
MCとして心がけていることは、
・リラックスしてもらえる雰囲気を作ること
・相手の目を見ること
・またこの番組に来たいなと思ってもらう
という3点。
これもまさに、教師が学級づくりで大切なこと
・安心、安全な場づくり
・自己存在感を感じさせる教師のアプローチ
・あしたもまた来たいと思える居心地の良い教室
の3つと条件が一致していると思いました。
友近さんは、モノマネの練習をする時、鏡の前では一切やらないそうです。理由は、モノマネ中に自分の顔を見ると、冷めてしまうから。
細かな練習はせず、感覚だけでいけてしまうらしいです。
幼い頃から鍛えられた観察眼と研究心が為し得るプロの技なんだろうと思いました。
人と話す時に気をつけることは、
・キメキメで行かずに、即興性を楽しむ
ことだそうです。
授業に置き換えて考えて見ると、方向性だけ示して、子どもたちとの対話を楽しみながら深い学びにつなげていくことは大事だよなと思います。
今日、こうした教育とお笑いがコラボした講演会に参加して、
私は、
教師×お笑い
を軸にしたいなと思いました。
幼い頃から、お笑いが好きで、高校時代からよく一発ギャグを披露していた自分。恥ずかしい気持ちもあるけど、それ以上に人を楽しませることに喜びを感じていました。
元祖お笑い教師の上條先生や、今回講演してくださった田中先生、MC型授業で有名なぬまっち先生のように、ユーモア溢れる楽しい人でありたいです。
「1兆個のレクを持つ、お笑い教師ギンガスポーツ」を目指して、まずは今年R-1グランプリの予選に参加しようと思います。笑