土曜日の朝、ふと思ったこと。
私が大学4年時の夏に車で本土一周をした際得られた最も大きなものは、熊本大学の苫野一徳先生との出会いです。
そのことについて、記事を書こうとしましたが、
ふと、思ったことがあったので、それを綴ることにします。
教員採用試験二次試験の1週間前、横浜で「学生・若者全国大会」というイベントに参加してきました。
主催は日本一有名な大学生と言われる喜多恒介さんで、安倍首相のオープニングムービーから始まり、経済産業大臣をはじめとした各界の著名人がお話をしてくださいました。
参加者も、エネルギッシュで機知に富んだ熱い方々ばかりで、楽しい2日間でした。
しかし、その中で私は大きな危機感も感じました。
「教育」というテーマに多くの人が関心を持って集まる中、現職の先生や教育学部の学生がほぼ皆無であったのです。
私はtwitter職員室の存在を知るまでは、知り合いの先生しかフォローしておらず、SNS上に面白い先生はほとんどいないと思っていました。
面白い先生に出会うには、研究授業発表会に参加するか、セミナーに参加するか、しかないと思ってました。
教員のブラック化をはじめとしたネガティブなことばかりが耳に入ってきて、教師になるのがとても不安でした。
しかし、蓋を開けてみたら、魅力的な先生がごまんといて、活気に満ち溢れていました。
教育実践の共有や教育論議、教師の再魅力化に向けた発信がそこら中で繰り広げられています。
そして、今朝ふと思ったのです。
今の時期に初任を迎えられたことは、本当についているなぁ~
と。
「理論と実践の往還関係」
という言葉がありますが、大学時代にはなかなかリアルとつなげてそこを往還することはできません。
学校という現場で働きながら、現場内外から様々な理論を学び、それを実践することで良い往還関係ができていると感じます。
この流れに乗って、どんどん成長していきたいなとふと思う、土曜日の朝でした☀️