銀河鉄道の旅🚃🌌

銀河級の教師を目指す3年目小学校教師のブログです。お気軽にお読みください😊

土作彰先生のセミナーに参加してきました!

「ミニネタが得意な教師、音楽が得意な教師、体育が得意な教師。」

 

「それぞれでその花を咲かせれば良い。」

 

SMAPも歌ってたやろぉ。」

 

 

終始笑いと学びに溢れた、土作先生と渡邉先生のセミナーに参加してきました。

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土作先生は、教育ミニネタを教育界に広めた方で、今も奈良県の小学校で教鞭をとっていらっしゃいます。

 

失礼を承知で言うと、

スーパー小学校教師になった千原ジュニア

のようなお方でした。笑

 

とにかくトークとミニネタが面白い。

どんどん引き込まれていき、久しぶりに1時間をこんなに短く感じました。

 

いきなり、参加者に「なんのミニネタがいいですか?」と質問。

参加者は「漢字」と答えます。

そこで、『「前へならえ」の「ならえ」の漢字ってどう書く?』と全体に投げかけます。

 

「習え」? 「並え」?

 

正解は、「倣え」なのですが、正解者は1人。

この時の「あーーー。」というアハ体験とも言える感覚。

これこそが教育のエッセンスだとお話しされていました。

 

他にも、社会で言えば、

お笑い芸人の『サバンナ』の一発ギャグ

「ブラジルの人聞こえますかー!」は、地理的に正しいのか?

という話がありました。

実際に地図帳で調べてみると、地球の反対側は、日本の大半が大西洋の上だそうです。

しかし、鹿児島県と沖縄県の一部だけは、しっかりブラジルと被るのです。

だから、『サバンナ』のギャグは、鹿児島県と沖縄県の一部でのみ成立する、ということでした。笑

面白すぎる。。

 

子どもたちにとっても、

「面白い」から「わかる」。

「わかる」から「できる」。

まさにその通りだなと思いました。

 

 

自己肯定感の話

話は、今回のセミナーのテーマである自己肯定感の話に移っていきます。

 

自己肯定感とは、辞書的には、

「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在だ」と思える心の状態。(はてなキーワード

という意味です。

 

先の話で、自己肯定感を高める授業実践を話してくださった渡邉先生は、

自己肯定感を、

①ありのままの自分を好きでいること

②自分ならなんとかなると思えること

であるとおっしゃっていました。

 

一言で言うなら、

“毎日なんとなく良い気分で生きられること”

だと。

 

日本人は世界的に見て、自己肯定感がとても低いですが、

土作先生は、自己肯定感の低さは国民性もあるし、明確には判断できないと言います。

 

その中で、何より「自らを磨く」ことをできることが大切であるとおっしゃっていました。

それは「謙虚に自己主張できる力」でもあります。

成功体験や快感を得る体験を通して、自信を高めることで、他人を思いやることができる。

 

しかし、その自信や勇気をくじかれてきた子が多かったと。

 

かなり印象に残ったのは、

教師が子どもだけでなく保護者の自己肯定感も下げていることがあるという話です。

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私も激しく同意。

また、同僚同士も、自己肯定感を下げあっている環境はたくさんあるよな〜と感じました。

 

良い授業の決め手

話は変わり、良い授業とは、という話に。

突然土作先生はこう言います。

 

「俺教師30年やってて分かったんや。良い授業の決め手が。」

 

(なんだ、なんだ??)

 

それは、

 

 

「評価した人間の好みや。」

 

 

!!!!!?????

 

 

「だから、けちょんけちょんに言われても気にしないし、良かったと言われても調子に乗りすぎない。」

 

「そんなことより、子どもたちと過ごす日常の方がずっと大事。誰になんと言われようと、子どもと良い関係が築けていれば良い。」

 

とおっしゃっていました。

なるほどなるほどー!(T ^ T)

私も11月に研究授業を控えていますが、この考え方を拠り所に、良い意味で自己満で行こうと思いました!

 

お話の最後に、

教師として大切なことは、

 

「一人ひとりと人間として寄り添って、より良い解決を一緒に探していくこと」

 

と話し、また、

 

「教育に魔法の杖などはない。」

 

とおっしゃっていました。

 

名言しかないですね…

 

 

私が振り返りの際、お笑い教師を目指していることを伝えたら、しっかり目を見て「お笑い教育は大事!」とおっしゃってくださいました。

 

土作先生にミニネタをつくるコツを聞いたところ、「テレビを観ている時とかに面白いと思ったことを、いかにして教育現場に持ち込むかということを考えている」とおっしゃっていました。

ん、まてよ。と。

それって、私がギャグを考える時の一つの思考だぞと。

その発想で私もどんどんミニネタを開発していければと思いました。

 

 

土作先生のモチベーションの維持の仕方は、気の合う仲間と飲みに行くことだそうです。

山口県の中村健一先生、新潟県の赤坂真二先生。

そういう仲間とずっとずっと切磋琢磨できたらどれほど幸せかと思いました。

 

ちなみに、来週博多で土作先生と中村先生のセミナーをやるそうです。

予定が合えば行きたかった…

 

11月に新宿で若手教師に向けた理科のミニネタセミナーを開くそうなので、またそこに参加したいと思います。

 

 

 

今回参加してみての感想は、このツイート通りです。

 

タイミングが合えば、学級も観に来て良いとのことでした。

47都道府県制覇の次の趣味として、「全国お笑い教師巡り」を趣味としたいと思います🤡

 

 

来週もいっぱい笑い合うぞ〜!!!