ボランティア休暇を取得して、改めて考えること
8/6-8にかけて、ボランティア休暇を利用して、福島子どもこらっせ神奈川という団体のリフレッシュプログラムに参加してきました。
先日は、研修という形で「夏休み充電スペシャル」に参加したりと、
小学校教師の良いところに、
こうして様々な形で年休以外を取得できる
ところもあると実感しています。
私がリフレッシュプログラムに参加するのは、今回で5年連続5回目です。
リフレッシュプログラムとは、いわば、保養キャンプのことで、現在は、神奈川県の自然豊かな山北町で様々な自然体験をし、最終日には地区全体がテーマパークのようなみなとみらい地区で散策を楽しむ2泊3日のプログラムとなっています。
私は、大学一年時、自分の夢を具体的に描く時に、
「東北で小学校教師として教鞭を執り、復興の一助となる」
という夢を描きました。
そのために、こらっせの活動の他にも、『SET』で、岩手県陸前高田市の広田町に1週間泊まり込み、数十人の学生と地元の方で地域をより良くするための活動を行う「CHANGE MAKER STUDY PROGRAM 」に参加したり、
『参考書宅救便』で、福島県南相馬市の塾に訪問し勉強を教える活動に参加したり、
『JOY STUDY』の活動報告会に参加したりしました。
しかし、その中で、「被災したその人たちにしか分からないことがある。」という現実を突きつけられました。
教師になりたてで被災地の力になれるのかと自問した時、やはり、まずは地元で教師としての資質を磨き、その上で、そういった活動をするかを決めようと思いました。
だから私は、
「地域を明るくできる教師」を目指したいです。
クラスの子どもたちはもちろん、同じ学年の子どもたち、同じ学校の子どもたちはもちろん、保護者の方々、ひいては、地域の方々と関わり合い、その中で地域を明るくしていける人になりたいと思っています。
今できていることは、地域の方々に元気よくあいさつすることや、地域のお祭りに参加することぐらいですが、これからは、市民先生を積極的に呼び込むなど、もっと地域と共生していくことを意識していきたいです。
話をリフレッシュプログラムに戻すと、
福島の学童で出会った時小学2年生だった子が6年生に、初めてキャンプで出会った時小学3年生だった子が6年生になっていました。
彼らの成長を1年に1度見れることは、なんだか親戚のおじさんになった気分で、すっごく嬉しいです。
子どもたちと楽しく関わることや子どもたちのわくわくしている表情を見ることからは、本当にたくさんの元気をもらえるなと思います。
おかげさまで、帰宅直後にあった午後からの初任研もうきうき気分で乗り越えられました😊
復興のために、初めは物理的援助が中心になりますが、その後は心理的援助が大切になっていきます。
「ふっこう」には、「復興」の他に「復幸」もあると思っています。
あの頃のような幸せを
こうした活動を続け、「あなたたちのことを忘れていないよ」「あなたたちのことをずっと応援しているよ」という気持ちを伝え続けることで、毎日必死に頑張っている方々へ復幸のエネルギーを与えたいです。
東日本大震災で欠けてしまった心を埋めることができたら、埋めるきっかけづくりをお手伝いできたらと思っています。
先生であることを忘れて純粋に子どもたちと関わることを楽しめた、素敵な3日間でした🌻
来年もまたボランティア休暇で参加しよう!