『アウトプット大全』から学んだ、目から鱗の10のこと
夏休み中に読んだ本の中で、俺ー1な1冊
『アウトプット大全』。
学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)
- 作者: 樺沢紫苑
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2018/08/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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心に突き刺さった30近くのトピックの中から
厳選した10の内容
をまとめたいと思います。
①インプットとアウトプットの黄金比は、3:7。
「自己満足」を「自己成長」に
まさに目から鱗。
私の大学時代は、インプット:アウトプットが7:3、いや、8:2くらいでした。
やったことを手帳にメモしたり、Facebookで振り返りをしたりするくらいです。
アウトプットも大事だと思っていたけど、まさかここまでアウトプットを重視すべきだとは思っていませんでした。
②スポンジが水を吸い込むように記憶し、経験として蓄積できるのは、せいぜい20歳まで。
20歳を超えると、神経ネットワークの爆発的成長は終了する。アウトプット中心の学びに切り替えないと、まったく記憶に残らないし、経験値として積み上がらない。
脳科学的にそうだと言われたら、学び方を切り変えるっきゃないですよね。
③読んで覚える「暗記」は、「意味記憶」を使って記憶するが、意味記憶は覚えにくく、忘れやすいという特徴がある。
「話す」「書く」「行動する」という運動神経を使った記憶は「運動性記憶」と呼ばれ、一度覚えると、その後はほとんど忘れることがない。
運動性記憶の例で言えば、自転車やスポーツが挙げられます。
意味記憶に関しては、心当たりがありすぎて悲しくなる。
大事なことは運動性記憶していこう。
④書くことで、脳幹網様体賦活系(RAS)が刺激される。RASが刺激されると、脳は、その対象物に対して集中力を高め、積極的に情報を収集し始める。
手書きの中のみ、ブローカ野という言語処理にかかわる部位が活性化する。
手書きは大事!とパソコンで入力してみる。
⑤同じストレスを受けているのに、「コントロール」できるという感覚を持つだけで、ストレスの影響は消えてなくなる。
反対に、「コントロールできない」と信じ込んでしまうと、人はコントロールしようとすることを諦めるそうです。
ここに、初任者の抱える闇がある気がします。
何もわからずに日々多忙感を抱えていると、「コントロール」できるという感覚を忘れます。その結果、辛い現状をなかなか打破できなくなってしまうのかなと思います。
⑥感謝は最高の脳のトレーニング。
感謝している人は、9.4年長生きする。
⑦笑顔は最強の脳トレであり、ストレス発散方法である。
笑顔をつくると10秒で緊張が緩和して、ハッピーな気持ちになれる。
⑥⑦は、どちらも私が大切にしていることです。
しかし、感覚だけで言ったら宗教とも言われかねません。
実際に科学的に証明されていることが知れて良かったなと思いました。
⑧痛いと表現するだけで痛みが5分の1になる。
つらさや苦しさを吐き出すとデトックス作用がある。
つい先日、不条理なことがあり、もやもやしている日がありました。
私は基本的に他の人にネガティブなことを話すのは嫌いなのですが、
⑧のことを思い出し、その日は珍しく家族に愚痴を話しました。
すると、やっぱり心が楽になりました。
元々抱えやすいタイプだったので、
もやもやが溜まったら、1人で抱えずに、躊躇なく排出しようと思いました。
⑨5分活動したら脳のやる気スイッチがONになる。
このことを作業興奮というそうです。
眠たい朝、夕食後など、やる気スイッチがOFFになっている状態からONにするのはやはりおっくうです。
まずは5分頑張ってみる。
このことを意識していきます。
⑩ひらめいた時と、ぼーっとしている時の脳の状態はほぼ同じ。
ぼーっしている時、脳内では「デフォルトモード・ネットワーク」が活発に稼働している。
「自分のこれからをよりよいものにしていくための準備」
私は大学時代、暇な時間がもったいとばかり思って、いつも何かを考えるようにしていました。
しかしそれが、物事を深く考える機能を低下させていたんだなと学びました。
ぼーっとすることも大切にしよう。
このようにアウトプット大全からは、たくさんのことを学ばせてもらいました。
しかも学べることはまだこの10倍以上はあると思います。
この本との出会いがあったから、ブログの楽しさにも気付けました。
これからもアウトプッターとしてアウトプットを続け、「自己満足」を「自己成長」に変えていきたいです!