銀河鉄道の旅🚃🌌

銀河級の教師を目指す3年目小学校教師のブログです。お気軽にお読みください😊

今の自分をつくるもの(部活編)

先週の金曜日は、中学の部活の同窓会、

土日は、大学の部活のメンバーでビーチアルティメットと、部活ウィークエンドでした。



 

その中で部活の時の自分を色々と回顧したので、今回は部活のことについて書いてみようと思います。

 

 

今の自分をつくるもの(バイト編)はこちらから↓

https://ginger999.hatenablog.com/entry/2018/08/17/183147

 

 

私はギンガスポーツという名前の通り、三度の飯よりスポーツが大好きです。

 

…というのは冗談で、教師アカウントをつくるきっかけになった「インバスケット」の研修で、「ギンガスポーツ深井店のマネージャー役」だったから、「ギンガスポーツ」なのですが、、、

 

それは良いとして、まぁ、一度の飯と同じくらいスポーツは好きです。

 

中学では陸上競技、高校ではフェンシング、大学ではアルティメットをやっていました。

 

 

自己劣等感を抱えた陸上部時代

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中学では陸上競技部に入りました。

 

私は小学3年生から陸上競技スクールに通い、いつもリレーの選手で、足の速さには自信がありました。

そして入部した陸上競技部

ちょうど成長期をむかえ膝の痛みを抱えていたこともありましたが、まぁ記録が伸びませんでした。

周囲にどんどん置いていかれ、後輩からも抜かれる始末。

 

今でも忘れられないエピソードがあります。

 

中3の頃、体力テストで計測した50mのタイムが、小学校から同じだったソフトテニス部の友人より遅い記録でした。

 

小学生の頃は断然自分の方が速かったのに。

私は3年間ひたすら走り、彼は3年間ひたすらテニスをしていた。

なのに…

 

なんで自分は陸上をやっているのだろうと思いました。

 

走ることに関しては、自己劣等感の塊でした。

 

 

しかし、悪いことだけではありませんでした。

足は遅かったものの、まじめにやってきたので、部長を務めました。

 

あなたがいたからこの部は成り立ったのよ。

 

卒業前のパーティーで、顧問の先生からこの言葉を言われた時、自然と涙がこぼれました。

 

「史上最遅の部長」として部をまとめた経験は今でも自信になっています。

 

 

まじめすぎたことに気付いたフェンシング部時代

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高校では、

「全員初心者だからスタートラインが同じ」

という謳い文句に惹かれ、フェンシング部に入りました。

 

高校では中学の時に輝けなかった分やってやるぞ!という思いが強かったです。

うちの部では、1年生は夏合宿までは試合ができなかったので、そこまでは基礎練の繰り返しでした。

 

そして迎えた夏合宿。

結果はあまり喜べるものではありませんでした。

 

そこで自信を失い、先輩には進んで試合をお願いできず、同級生とばかり練習していました。

 

2年生のいつ頃かに同級生に

「お前の剣は素直すぎるんだよ。」

と言われてはっとしました。

まじめに練習はしてきましたが、それはいつも「練習の練習」だったのです。

 

ダルビッシュの名言に、

 

「練習は嘘をつかないって言葉があるけど頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。」

 

という言葉があります。

 

私は全く「頭を使って」練習できていませんでした。

インプットとアウトプットの仕方が分かっていなかったんですね。

 

「成長の螺旋階段の法則」も分かっていませんでした。

螺旋階段を上らず、いくつもの低い階段を上っては下りていただけだったのです。

 

 言われたことを何も考えずにやる受動的な学びは、まじめさゆえのものもあると思います。

まじめすぎることは、時に悪にもなり得るということを学んだ瞬間でした。

 

一方でフェンシング部時代にも誇れることがあります。

それは、「継続すること」です。

 

フェンシングには柔軟性が必須です。

ですが、私はもともと体がガチガチでした。

なんとかしたいと思い、お風呂上がりのストレッチを日課にすることに。

 

このお風呂上がりのストレッチだけは、入部してから部活を引退するまで毎日かかさずやりました。

その結果、最初は90度しか開かなかった開脚が170度開くようになりました。

 

継続すれば、結果は伴う。

そのことを実感できたフェンシング部時代でした。

 

 

チームスポーツのすばらしさに気付いた大学時代

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大学にフェンシング部がなく、かといって陸上の道に戻ろうとも思わなかったので、新しいスポーツを始めようと思いました。その時出会ったのが、アルティメットでした。

 

しかし、またしても大失敗を犯してしまいます。

それは、はじめに基礎を徹底できなかったことです。

当時は学業に加え、フレンドシップ活動、バイト、ボランティアと両立しようとしていたので、アルティメットだけに専念して練習することができませんでした。

その結果、アルティメットで必要不可欠なスローの技術が一向に向上しませんでした。

 

最初に正しいやり方を覚えてしまえば後は自然と伸びていくのに、

最初をおろそかにしたせいで、練習量を積み重ねてもなかなか伸びませんでした。

 

ですが、このにがーい経験が今に活きてます。

 

ただがむしゃらに現場で働くのではなく、教師の教科書(例えば、『子どもを動かす法則』、『授業の腕を上げる法則』)を学んだ上で働く。

これは過去の教訓から得たものです。

 

トータルで考えると、大学時代が一番スポーツを楽しむことができたと思います。

その大きな理由は、チームスポーツのすばらしさに気付けたことです。

 

アルティメットは、たとえ私のようにスローが下手であろうと、キャッチ力があれば活躍することができます。

他にも、走力、体力、頭の良さなど、自分の得意分野を伸ばしていけば必ず誰しもが活躍できます。

 

私は、大学1年生の時の新人戦のある試合が忘れられません。

最後、試合を決める1点を私が取った時、みんなが駆け寄って来て、みんなでアホみたいに喜びました。

 

陸上、フェンシングと、リレーや団体戦はあるものの、結局は個人のスポーツをやってきた私にとって、その時感じた気持ちは今まで得たことのないものでした。

 

個人スポーツチームスポーツ、それぞれ良さはありますが、小学校教師として、クラスというチームをまとめる際には、この経験はなくてはならないものだなと思います。

 

 

あらためて、私の部活人生を振り返ってみて、たくさんたくさん失敗をして挫折し、辛い経験をしてきたけど、どれも今の自分にとってなくてはならない、そして生かさねばならない経験だと感じました。

 

部活の顧問やスポーツのコーチもやってみたくなっちゃうなぁ。