初任者が初任者に伝えたいこと~エッセンシャル思考と教育の生産性向上~
こんにちは、ギンガスポーツです。
3月に大学を卒業し、初任者として教壇に立ってから早半年。
私は今、心から楽しいと思える毎日を送っています。
その一方で、才能に満ち溢れた同期が疲弊していく姿をよく見かけます。
その姿を見る度に本当に悲しくなります。
私が今こうして毎日わくわくしていられるのも、自治体や学校、クラス、周囲の方々など様々なご縁に恵まれていたからです。
もし何かがかみ合っていなかったら、私も毎日疲弊していたかもしれません。
そこで、そんなわが身に感謝し、使命感を持って、全国の初任者に向けて渾身の記事を書きたいと思います。
一本の記事自体に人を変える力はないと思いますが、変わるきっかけは与えられる記事になっていると思います!
ギンガスポーツの最近
私は、2学期からは、7時20分に出勤し、定時前には仕事を終え、教材研究をして、平均17時半に退勤する生活をしています。
仕事の持ち帰りや休日出勤もありません。
こんなことを周囲の方に話すと驚かれます。
これが実現しているのは全て、これから話す「エッセンシャル思考」や「教育の生産性」をはじめとした様々なことを学べているからです。
ぜひ皆さんに、その知恵をシェアできたらと思います。
より少なく、より良く
心の持ち方として大切にしていることは、
「より少なく、より良く」
というエッセンシャル思考です。
元非エッセンシャル思考だった私も、この本を読み、意識していく中で、かなり思考を変えることができるようになりました。
皆さんも経験したことがないでしょうか。
「やりたいこと」が
「やらなきゃいけないこと」
に変わる瞬間を。
私も学生時代、部活、バイト、ボランティア、旅など、やりたいことを詰め込みすぎて、それがやらなきゃいけないことに変わり、挙げ句の果てに精神疾患になったことがありました。
人は、疲弊し、心に余裕がなくなった状態が続くと負のスパイラルに陥ります。
自分の理想と現実のネガティブなギャップによって、ストレスが溜まると言われています。
自分の理想をあえて下げることも大切です。
私の尊敬しているある先生は、
初任者は、毎日元気に過ごせるだけで十分なんだ
と おっしゃっていました。
健康第一です。
量にこだわらず、より少なく、より良くすることを意識するだけで、多少変わるところがあると思います。
教育の生産性
さる先生が提唱している「教育の生産性」。
振り返る①
— さる@小学校教師/Y.SAKAMOTO (@saruesteacher) 2018年10月10日
一年前、Twitterでの発信を始めた。
テーマは『教育の生産性』
フォロワー数0の時に教育の生産性の公式について呟く。
初めはみんな「?」だったけれど、だんだんと受け入れられ始めて、そこから毎月数百人からフォローされるようになる。 pic.twitter.com/COc3VZRs0B
皆さんは、教育の生産性を高められる魔法の時間を知っていますか?
それは、
子どもがいる時間
です。
見える人にだけ見え、見えない人には一生見えない魔法の時間。
一つ勘違いを防ぐために伝えておくと、
私は中休みと昼休みは、毎日楽しく子どもたちと遊んでいます。
では、どこに時間を見つけるのか、、、
一つ一つの時間の流れをよーく見つめ直してみてください。
一番の盲点は、
テストの時間
だと思います。
テストの丸付けを職員室でする先生がいかに多いことか…
私も1学期のはじめは、職員室で丸付けをしており、放課後の雑務にヒーヒー言ってました。
しかし、
実は、テストの時間内に、
丸付けからテスト直しまで
することができます。
詳しくは、さる先生(@saruesteacher )の一連の流れをご覧ください。
テスト最強メソッド
https://twitter.com/saruesteacher/status/1010735012025491456?s=21
私は界王拳を使う勇気はないので、高速で丸付けをしていますが、それでも慣れれば時間内に全て終わります。
また、テストの時間以外にも、
魔法の時間があります。
それは、
丸付けの時間
です。
私は、テストと新出漢字以外の、スキル、プリントなどは、基本的に子どもたちに丸付けをさせています。
子ども同士じゃ細かいところが見れない。
という意見もあるかと思いますが、
果たしてその些細なミスは、それほど大きな問題なのでしょうか?
その子が理解できているかどうかは、普段の授業からほぼ把握できると思います。
小さな小さなミスを見つけるために、教師がクラス分をくまなくチェックする必要があるかどうか。
一度考えてみてほしいと思います。
また、子ども同士の丸付けは、正確に丸付けをしていく練習にもなります。
職員室を見てみると、ほとんどの先生が丸付けやコメント書きは職員室でやる仕事だと思っています。
これらを子どもたちがいるうちに終えてしまうだけで、劇的に時間を短縮できます。
しかも、即時的に子どもたちにフィードバックできることで、子どもの学習定着率も上がります。
まさに子どもも教師もwin-winの関係になれるのです。
教育の生産性を意識するだけで、子どもも教師もハッピーになれます。
以前、さる先生がシュドゥント仕事の話をされていましたが、教師の独りよがりな丸付けも、それに当てはまるのかもしれません。
ブログ【生産性を上げて5時に帰る。】
— さる@小学校教師/Y.SAKAMOTO (@saruesteacher) 2018年9月22日
#75 シュドュント仕事してませんか?
『すべきでない仕事』の存在について書きました。
☑︎仕事の4階層
☑︎シュドゥント仕事とは?
☑︎くら寿司の教育システム
☑︎ファッション仕事https://t.co/XSBnr3iyDa
Twitter職員室をのぞいてみよう!
以上のことは全て、私がTwitter職員室で学んだことです。
そして、これらは学んだことのほんのひとかけらです。
Twitter職員室では、インプットできるだけでなく、困っていることを相談することもできます。
回答率100%のT先生(@mechosense )や
質問回答数No.1の若手A先生(@wakate_kyouyu )など、
魅力的な先生方が質問箱を開設しています。
また、アウトプットしていると、アドバイスをしてくれたり励ましてくださる方もいます。
心にズドーンと突き刺さりました。
— ギンガスポーツ@新卒お笑い教師 (@gingasportsf) 2018年10月11日
本当にその通りですね!
体育の奥深さを日々感じます…
他にも、初任者離れしたかきみん先生(@kakimin_rika )のような方から刺激をもらったり、
SNS上で勉強会をしたりだってできます。
@NIWASENBEI @gingasportsf [ちいちゃんのかげおくり第4場面]
— 窪田 建 (@munimunizu) 2018年10月11日
第1場面との比較をし,「ちいちゃんは1人でかげおくりをしたのに,なぜ4つのかげが空に映ったのか。」を考え,かげおくり後の心情を読み取るという流れです。
(超長い) pic.twitter.com/xU96MyanSc
そして、何より嬉しかったことは、私がキャンプを企画した際、本当にたくさんの方が応援してくださったことです。
【WATCHA!CAMP🔥受付開始!】
— ギンガスポーツ@新卒お笑い教師 (@gingasportsf) 2018年9月23日
【日時】2/9(土)13時〜10(日)14時
【場所】横浜市三ツ沢青少年野外活動センター
【参加費】(現地払い)泊まり→4000円、日帰り→2000円
【申し込み方法】以下のURLより、グループをフォローし、peatixで申し込むhttps://t.co/ldq2OQNhQk
皆さんで最高の休日を! pic.twitter.com/dxvOzPpyHP
ここにいる方々のおかげで、すごく勇気をもらえました。
(ご興味のある方は、ぜひお申し込みください!)
私は、今年の3月にTwitter職員室の存在を知り、4月から学校からの帰り道に毎日楽しくタイムラインを眺めていました。
実際の職場の先生方も大好きですが、
Twitter職員室の先生方も大好きです!
Twitterでインプットし、現場でアウトプットすることは、かなり有効だと実感しています。
(もちろん本やセミナーから学ぶことも重要ですが)
去年の同時期にこの流れが始まったそうで、ほんとに良いタイミングで先生になれたなぁと思います。
まだ教師アカウントがない方は、アカウントを作り、気になる方をフォローしてみることをぜひぜひおすすめします!
理想の教師像をいきいきと目指す同世代がたくさんいる未来。
想像したらとってもわくわくしませんか?
その近道が、Twitter職員室をのぞいてみることだと本気で思ってます!
11月には、WATCHA!学生&若手もあります!
これを見よ!すべてわかる!(と思う)#watcha学生and若手#拡散希望
— #watcha 学生&若手(11/23) (@watcha1123) 2018年10月11日
https://t.co/KZJvsFtsUo
私も参加するので、色々気になった方はそこでもお話ししましょう!
この記事が少しでも全国の初任者の力になれたら幸いです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!