銀河鉄道の旅🚃🌌

銀河級の教師を目指す3年目小学校教師のブログです。お気軽にお読みください😊

岩瀬直樹先生との2日間ー前夜祭編ー

私にとって憧れの存在の岩瀬直樹先生の学級経営講座に参加している。

 

 

 

 

 

 

 

今日は前夜祭。「岩瀬学級はどんな学級だったのか、バーチャル学級見学」と題された研修だった。

 

先程ホテルの温泉に入りながら、今日1日の幸せに浸っていた。

最初で最後のラストチャンスに初めて岩瀬先生にお会いできたこと、実際の岩瀬学級の動画を観て学級経営の様子を垣間見れたこと、懇親会で目の前に座り、色々とお話を聞きながら一つ質問できたことなど、久しぶりにこんなにわくわくしている。

 

ということで振り返り。

 

岩瀬先生のこの会の目的は、軽井沢風越学園の校長になる前に今まで積み上げてきたものを一度全部出したいから。なおかつそれを若い世代に伝えたいからというものだった。

実際、懇親会でも岩瀬先生から直接「これからの教育をつくっていくのはギンガさんのような若い人たちだよ。」と激励していただいた。(鼻血が出るほど嬉しかった)

 

会としては、今日はもやもやして終わって、明日具体的に考えていこうというものだった。

 

会の目的を話した後、まず最初に、岩瀬先生から「今日の会で何を学びたいかとどのように学びたいかを考えてください。」と言われた。

 

私は受講前から、今回はいつものように気づきをひたすら書くいうよりは、岩瀬先生という“人”を感じる時間にしたいと思っていた。

なのでそれを踏まえつつ、

Q、何を学びたいか?

A、岩瀬先生の人となりと実践の背景を学びたい。

Q、どのように学びたいか?

A、自分自身、クラス、これまで読んできた本と照らし合わせながら学びたい。

と話した。明日もこれを意識していきたい。

 

 

自己紹介

自己紹介のときにお話しされていた軽井沢風越学園は絶対に行く。

https://kazakoshi.ed.jp/

 

「学校は25年後の社会を表すと思うようにしている。」

確かになぁと。『2030年の世界地図帳』は今ちょうど読んでいるところだが、2050年の社会についても勉強していかなきゃなと思った。

 

大学時代に緒川小と伊那小の実践を知って、キャンプみたいなことを学校でもできると思ったという話は興味深かった。色んな形があっていいと知ることは大事だと思った。

学校化する「わたし」によって口を開けて待っている子を育ててしまったという話は、SNSを通して他の先生の話でも何度か聞いたことがあった。これも意識しなかったら絶対そうなっていたと思う。大先輩の失敗から学ぶことは大切だと思う。

尊敬する先生からいただいた「子どものために教師がいるのであって、教師のために子どもがいるのではない」という言葉は、シンプルだけど年々その重みが増しているなと感じる。

 

「私」と「学級」から「私」と「あなた」へ

クラスの一人ひとりの好きなことをどのくらい話せますか?と聞かれてとき、はっとした自分がいた。

「一人残らずひいきする」とか言っておきながら、それが無意識に偏っていたことに気付いた。もっと言葉だけじゃなくて本当の意味で一人ひとりと向き合い寄り添っていきたい。

 

「子どもと一緒につくったらもっと面白い。」名言。

 

「一人ひとりの手持ち能力の全面的開花」

初めて聞いたけど、それを目指せるのが改めて理想だよなと。

勉強運動以外で活躍できる場を、ということで、ちょっと考えてみたら、

作家、読書家、非認知能力、ゲーム、絵、歌、楽器、字のきれいさ

がぱっと出た。

挙げればきりがないが、それがクラスで少しでも多く認め合えるような場をつくれたらなと思う。

 

 

バーチャル学級経営

 

動画を視聴する前に岩瀬先生から「動画を観ながらつぶやいていいですよ」と一言。

これでふっと心が楽になって気がした。

授業という名の堅苦しさを取っ払ってあげることって大事だと思う。

なんか岩瀬先生の学級風景って家みたいな風景なんだよなぁと感じた。それだけ子どもが自然体でいられているということ。

クラスでは、授業に関するつぶやきを積極的に容認しようと思う。

 

動画視聴

もう圧巻。理想の学級風景は本の中でしか観たことがなかったが、初めて実際に観ることができた(動画ではあるが)。

ユートピアじゃなかった!!

と同時に、どうやってこれを成立させているんだろうという疑問もたくさん出てきた。明日なるべくすっきりできるように行動したい。

 

●疑問

・特に高学年での学習指導要領に沿った指導内容の終え方

・自由実施のテストの評価方法

・色んな教材の準備の仕方させ方

・休み時間の取り方

・学年との揃え方

・若手でも学校の中でうまくやる方法

・うまくいくようになってからは、どのクラスも自治的集団にできたのか

 

◯すごいなと思ったところ

・自然と2、3人で話し出す

・サークルベンチの距離感→サークルの座る場所は、毎日隣を変えようと言い続けることが大事とのこと

→◎仲の良い子以外と関わる機会をたくさんつくって、「あ、いいじゃん」の実感知を得る。

・自立チャレンジ(ブロックアワー)

・自由進度の算数

・くつろぐ時間の容認

・テストを受けるのはいつでもOK

・教師は対話や学びのエンパワーメント

・自分で立てる学習計画表

・高校数学に取り組む小学生→こんな風に上位層に限界をつくらない配慮も大切だと思った。

◎号令挨拶はなしで、子どもの時間の流れを大切にする→これから必要ないところでは言わないで済むようにしていく

・算数が得意で授業中に教えることにやりがいを持つ子

・居心地のよい環境づくり

ピタゴラ実践→てこの原理を全ていれ、最後はYoutubeにあげる

・自学交流

・ブッククラブ→共通の話題なら盛り上がりやすいよなぁ

 

 

自身の成長に貢献したこと

 

振り返ること

岩瀬先生は、16時半から17時はに振り返る時間を毎日設定していたという。

現状から考えて、アウトプットはいくらしても足りないくらいだと思う。今の状況ならできなくもないので、検討も考えたいと思った。

その時に信頼できる誰かに呼んでもらってフィードバックをもらうことが視野が狭くならないためのポイント。

「一番意味のある振り返りはには痛みがある」という言葉は重かった。

私は、Twitterとブログを主に振り返りのツールとして使っている。そうすると、そこには具体的な子どもの姿は書けない。ということは、その振り返りには、具体的な子どもの姿はいないのだ。そのことも踏まえて、今はそういうことを別のメモとして残すという手段を取ろうと思うが、もう一度振り返り方について考えた方が良いかもしれない。

 

算数寺子屋

ホワイト感謝ボード

 

伸びたときに初めて自己評価できる。

めちゃビビッと!これは子どもだけじゃなく大人にも言えること。

 

『人はいつからでも変われる。ちょっとずつ「根っこ」を磨いていく』名言。

自分が変われれば、子どもはきっともっと変われると信じられる!素敵だな〜

 

 

岩瀬学級の最初の1ヵ月

 

ここに岩瀬学級の実践の全ての基礎があった。

PAを通して、関わってよかったと思える経験、自分の周りは味方だという経験、一緒にやって嬉しかったという経験をたくさんする。

・ペアで会話しまくる。全ての組み合わせで繰り返し行う。

・教室をリフォームし、子どもたちにオーナーシップを感じさせる。

・サークル対話をしまくる→会話に慣れる。円になることに慣れる。

・毎日読書→選択性があり、集中力の向上などといった成長を感じやすい

・読書内容をペアで共有→短くがポイント

・算数はゆるい学び合いから、自由進度へ

・席は4人席が基本

・学習の個別化→計画して20分実行してみる経験

・そして、良い経験をしてからどんな学級にしたいか考える

・Sケン、大根抜き

・写真をたくさん撮る

 

成長してきたと思えば自分でやると。うむー。

 

ポイントはとにかく毎日これでもかというくらい繰り返すこと。

そして

・コミュニケーション

・プラスの経験

・成長の経験

をたくさんさせること。

4月で子どもたちの今年度の当たり前が決まる。ここでいかに質の高い当たり前をつくれるか。

黄金の3日間じゃない。黄金の4月だと思った。

 

 

最後に岩瀬先生からの質問。

Q、幸せに生きるために必要な経験は?

A、他者と関わりながら試行錯誤して挑戦していく経験。

と考えた。

 

講座中は、細かく2、3人の共有タイムがあり、3時間があっという間に感じるくらい夢中になって学ぶことができた。

この仕組み自体も岩瀬学級の一つの体験になっているのだろう。

ぜひこういった工夫も授業に取り入れたい。

 

 

懇親会での話

 

懇親会では、本当に偶然岩瀬先生が目の前に座ることになった。せっかくだったので、移動される直前、一つだけ、「今先生が思う2年目の小学校教師へのアドバイスをください」とお願いした。

その答えは、「教育現場から離れたところで、学ぶとはどういうことかを知るといいよ。」というものだった。

岩瀬先生も、講座の中で、様々な大人の学び場で様々な人と関わる中で学ぶってこういうことだと気付くとお話しされていた。

私は幸いそういうコミュニティはたくさんあるので、バランスをとりながら、そういった視点も持って行動していきたいと思った。

 

 

2日目がメイン。明日もどっぷり浸かってきます!

そうしたら、