私が考えるお笑い教師とは
お笑い教師との出会い
私が初めて「お笑い教師」という名前を聞いたのは、大学4年生の時の夏休みにあった「インプロ×リフレクション」で上條晴夫先生にお会いした時です。まさか「お笑い教師同盟」なるものが存在し、300人ほどの会員数を誇るとは知る由もありませんでした。
上條先生とお知り合いになり、たまたまFacebookのタイムラインに流れていた、『さんま大先生に学ぶ 子どもは笑わせるに限る』『お笑いの世界に学ぶ教師の話術』を実際に読んでみて、教育にお笑いを取り入れたいと思いました。
お笑いの世界に学ぶ教師の話術―子どもとのコミュニケーションの力を10倍高めるために!!
- 作者: 上条晴夫
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お笑いにハマった時
私がお笑いにハマったのは、さかのぼること8年前。高校1年生の時でした。一番初めになぜやったかは覚えていないのですが、一発ギャグをやることになり、クラス一のいじりキャラによって一発ギャグキャラへと仕立て上げられました。二重の意味でお笑いにハマった瞬間でした。
その後は、部活でもそのキャラになったのですが、思い出深いエピソードがあります。
部活の夏合宿。いただきますの挨拶の時にギャグをする風習があったのですが、4泊5日の12回の機会をすべてやりきりました。
そこで、
ひたすら粘り強く物事を多角的に捉える力
が鍛えられたと思います。笑
一方で、コーチの方の大事な話は全く頭に入ってこなかったので、部活では、一歩遅れることになってしまいました…笑
高校3年間で結構な数のギャグをする中で、周囲を楽しませることにどんどんはまっていきました。
レクリエーションにはまる
大学に入っても一発ギャグはなんだかんだやる機会がありましたが、お笑い路線から派生して興味をもったのが、レクリエーションです。
とにかく面白いと思えるレクリエーションを追い求め、
今では推定1兆個のレクをできるようになりました。
その中で、キャンプファイヤーのレク、PA、グループエンカウンター、インプロなどに出会いました。
インプロとの出会い
「インプロ×リフレクション」でインプロを体験し、これだ!と思いました。
インプロは、プロで行なっている方もいらっしゃり、即興芝居×即興芝居(インプロ)を中心とした公演を行う即興パフォーマンス集団の「ロクディム」や教育現場をメインに活動する日本即興コメディ協会の「オシエルズ」の存在を知りました。
世の中にはこんな面白い人たちがいるんだなぁと思いました。
47都道府県ギャグ、明日リリース
私は、大学4年生の夏休み中に、約1カ月間車で本土1周をしました。青森県の大間岬から、鹿児島県の佐多岬まで、一人で9,300㌔を走破したのですが、その際の暇つぶしは、各都道府県のギャグを考えることでした。
結果、47都道府県のギャグが完成しました。(笑)
明日から1週間こちらのアカウントで配信しますので、ほどほどに楽しみにしていてください。
【R-1グランプリへの道】
— ギンガスポーツ深井店@新卒小学校教師 (@gingasportsf) 2018年8月22日
ご飯の挨拶編のラストです。
次回からは47都道府県ギャグです。
まず27日に、北海道・東北地方をお送りします🗾
ご飯の挨拶編🙏
⑦「ごちそうさまでした。ここは舌。また明日。」
面白い!or使えそう!→いいね!
つまらない!or興味ない!→RT
でお願いします。 pic.twitter.com/j13WNIH27V
教師になってから
教師になってからは、キャンプファイヤー研修に1度、PAの研修に4度、インプロの研修に1度参加しました。
キャンプファイヤーのことで言えば、
「グとパとピース」というスタンツのつなぎがあるのですが、これはみんなが笑顔になれて素敵だなと思ったので、クラスでは席替え前の別れの儀式として取り入れています。この儀式はみんな大好きで、休み時間に歌う様子が見られたり、1学期最終日の係解散式でもやったりしました。
今後も盛り上がる時の一つの方法として、キャンプファイヤーのような雰囲気を学級に取り入れていきたいと思います。
PAのことで言えば、
一度PAの施設で、ハイエレメントという最も難易度の高いものに挑戦し、本気で命を仲間に託す経験をしたことで一回り大きくなることができました。
学級で導入する際は、『クラス全員がひとつになる学級ゲーム』を参考に行っていますが、
クラス全員がひとつになる学級ゲーム&アクティビティ100 (ナツメ社教育書ブックス)
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実際に経験した上で実践することで、より質の高いPAをできるようになったと感じます。
クラスで行っていた九九リレーも、PAを意識することで、上手く体験学習サイクルを回せるようになりました。
インプロで言えば、1学期の内はあまりクラス取り入れられませんでしたが、夏休みに経験したことで、自信をもって2学期から導入できそうです。
https://ginger999.hatenablog.com/entry/2018/08/11/105959
「イエスアンド」の精神をまずは教師がもち、クラス皆がエラーを楽しみながら、ナイストライが溢れる学級にしていきます。
夏休み中には、
WATCHA!でのU先生との出会い、夏休み充電スペシャルでの田中博史先生との出会い、インプロ合宿での河邉先生との出会いなどがありました。
子どもたちの心から楽しそうな表情。
世の中にはこんな面白い人たちがいるんだなぁと思いました。(2回目)
最近では、
『子どもと先生が心底笑えるクラスづくり』を読みました。
『子どもと先生が心底笑えるクラスづくり』
— ギンガスポーツ深井店@新卒小学校教師 (@gingasportsf) 2018年8月25日
U先生の写真にひょっこり写っていた本。
お笑い教師の教科書!
教師が誰よりも笑っている。それが、教室が笑いで包まれ、温かい教室になっていく秘訣ーー
笑いの好循環=
①子どもたちが開放される→②教師が楽しくなる→③子どもたちがもっと開放される pic.twitter.com/xhYtC8bR6g
中村健一さんをはじめとしたお笑い教師の方々の面白すぎる実践集。
世の中にはこんな面白い人たちがいるんだなぁと思いました。(3回目)
自分の強みは、周囲の人たちを楽しませたいという思いが強いこと。
私にとって「理想のお笑い教師」は、
「関わる子ども・大人を笑顔にして幸せな気持ちにできる教師」です。
そんな教師を目指して、毎日楽しく生きていきます(*^^*)