初任者が目指す、アーリーショケナーの道
アーリーショケナー
11月末、所見が書き終わりました。
以前にもブログに書いた通り、私は初任者ながら定時前に仕事を終わらせています。また、持ち帰り仕事もなく、土日も一切出勤していません。
定時前に仕事が終わる初任者の一日を、記事にしました!
— ギンガスポーツ@新卒お笑い教師 (@gingasportsf) 2018年10月15日
初任者や学生は、こういうのってあんまり見たことないはず!
ぜひご参考にしてください😊
リ・ツイート希望です🙌
子どもがいる内に全ての仕事を終わらせる初任者の一日 - 銀河鉄道の旅🚃🌌 https://t.co/7IcDBa2rOk
それなのになぜ、早いうちに所見が書き終わるのか。
今日はそのことについて書きたいと思います。
所見観
私は、所見を、
その子とご家庭の方々へ向けた
ファンレターである
と考えています。
学期中の子どもの成果、成長を見取り、その姿を伝えたいものです。
巷には、所見の書き方の本は無数にあります。
しかし、その例文を丸写ししてしまっては想いは伝わりません。
どのようにすれば、より早く、より想いが伝わるように所見が書けるのでしょうか。
たった2つの大切なこと
①毎日10分メモをする
②行事が終わるごとに所見を書いていく
現場を知らない学生さんは、
なんだこれだけのことか
と思うかもしれません。
しかし、ほとんどの先生方がそれをできていない現状です。
そして今の時期に、所見に苦しんでいます。
もちろん、学年の問題や校務分掌の問題もあって放課後の時間が取りにくいということもありますが、肌感覚として、日常的に所見ないし記録を取られている方はほぼ皆無です。
では、以下に詳しく見ていきます。
①毎日10分メモをする
私は、放課後の10分間、毎日ではありませんが、座席表をコピーした紙にその日あったことを書いていました。
良かった発言、賞賛された行動、印象的な出来事を思い付くだけです。
ちりも積もればなんとやらで、その積み重ねによって日々の学習については容易に書くことができました。
②行事が終わるごとに所見を書いていく
私の学校では、2学期に運動会、市内めぐり、子どもまつりなどの行事がありました。
私は一つの行事が終わり、子どもに振り返りの作文やシートを書いてもらったら、すぐに所見を書いていました。
この効果を実感したのはつい先日です。
私は上記のことを偉そうに言いながらも、実は運動会の所見をつい先日まで書けていませんでした。
そして思い出そうとしたら、あらびっくり。
思い出そうとしても特に目立っていた子以外ほんとに書けないのです。
結局運動会の作文を頼りながら書くことになってしまった子が何人かいました。
これは、2学期の大きな反省です。
特にめまぐるしく行事がある今学期。
もし今の時期にまとめて書こうとしていたら、恐らく何となくしか書けない子が続出し、所見例文集にのみ頼った想いの伝わらない所見になっていたでしょう。
記憶が新鮮なうちに書く。
これは、所見も学級通信もレポートもブログも同じだと思います。
3学期に向けて
①毎日10分メモをする
のやり方ですが、
・放課後に時間を取れないこともあること
・午前の記憶が薄れてしまうこと
から、午前の分のメモの時間5分を、給食の時間のどこかで、
午後の分のメモの時間5分を放課後すぐに、という時間のとり方が理想的だと考えました。
また、所見に残すだけでなく、その場で賞賛する一筆箋の取り組みも始めたいと思います。
㊗️おにぎり一筆箋が納品されました!!!(^^)
— おにぎり🍙パパ@小学校教師 (@onigiripapa1031) 2018年12月4日
世界初!教育専門の一筆箋です♪
子どもを褒める専用の一筆箋です♪♪
嬉しすぎます!生きててよかった!#おにぎり一筆箋#おにぎりママのお店 pic.twitter.com/nLm3cyLYIy
まとめ
さる先生は、その日その日で書き溜めているそうです。
他にも世の中にはたくさんのアーリーショケナーの存在が確認されています。
私は、Twitter職員室で見たやり方を、自分のできる範囲で行っただけです。
授業内のテスト・ノート返却と同様、そこまでを自分のルーティンにすれば、何ら大変なことはありません。
イチタカさんがおっしゃる
「子どもの当たり前のレベルを上げる」
のように
「教師の当たり前のレベルを上げる」
ことができればよいのだと思います。
また、アーリーショケナーになると、その過程で児童理解が深まり、子どもたちの成長もより実感できます。
アーリーショケナーを目指さない理由があるでしょうか。(いやない。)
まだまだひよっこアーリーショケナーの私ですが、マスターオブ・アーリーショケナーを目指して、これからも精進します!
今回も読んでいただいて、ありがとうございました!